熾烈なパ・リーグ新人王争い 西武OBが挙げた意外な“有資格右腕”「来るんじゃないかな」

「パーソル パ・リーグTV」の「月曜日もパテレ行き」
「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeチャンネルの「月曜日もパテレ行き」が1日に更新され、銀次氏と金子侑司氏が出演した。2人が現在の成績をもとに、パ・リーグタイトル争いの行方を大予想した。
首位打者や最多勝など、さまざまなタイトルを予想していくなかで、特に盛り上がりを見せたのは「最優秀新人」。各球団から、新人王の資格を持ち、現時点で存在感を発揮している選手を動画とともに紹介し、最後にそれぞれが獲得選手を予想した。
まずは日本ハムの達孝太投手。今季ここまで12試合で6勝1敗、防御率2.12(2日試合前時点)の好成績を残し、今季はデビューから全試合先発での7連勝というNPB新記録も樹立した達投手について、金子氏は「とにかく大きい。身長が高いですよね」と印象を語ると、銀次さんは「6勝1敗はすごくないですか? なかなかないですよ」と強調した。
続いて楽天の宗山塁内野手に対して、銀次氏は「よく自分自身を知っていると思う。疲れている中でも、しっかりトレーニングをしているし、今は気持ちの面でも成長していると思う」と分析したロッテの西川史礁外野手について銀次氏は「当たり前だけど、来年もっと打つと思うよ。この打ち方は変えずにやっていってほしいな。タイミングの取り方であったり、本当に良い打ち方をしていますね」と語る。一方の金子氏は同じロッテの寺地隆成捕手に対して「バットコントロールがめちゃくちゃ良くないですか?」と称賛した。
西武からは渡部聖弥外野手がピックアップされていることを受けて球団OBの金子氏は「渡部聖弥選手も頑張っているんですけど、パテレさん1人忘れてるんですよ……。山田陽翔が来るんじゃないかな!」と、中継ぎとして39試合に登板し、防御率1.36(同)をマークする3年目右腕を推した。
さらにオリックスの麦谷祐介外野手について銀次さんは「身体能力が高い。足が速い」と評価。ソフトバンクからピックアップされたのは松本晴投手。登板試合の映像を見ながら金子氏が「すごく打ちづらそう……」とこぼすと、銀次氏も「(変化球が)曲がるね。若いピッチャーが出てきましたね」と笑顔で語った。
各選手の映像を見た上で、銀次さんは「まだまだ勝つと思うので!」と達を選出すると、金子氏は「最後の追い上げ狙いで!」と渡部と山田の名前を挙げた。シーズンもまもなく終盤戦を迎えるが、新人王の資格を保有する若手選手の活躍からも目が離せない。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)