ド軍から“戦力外”で…岐路に立つ35歳 FA生活から早1か月、変わらぬ居場所

ドジャーズ時代のオースティン・バーンズ【写真:アフロ】
ドジャーズ時代のオースティン・バーンズ【写真:アフロ】

存在感ある名捕手バーンズ、FA生活続く現状

 FA生活の終わりが見えていない。元ドジャースのオースティン・バーンズ捕手は、8月初旬にジャイアンツ傘下3Aを退団しFAとなってから1日(日本時間2日)で1か月が経過したが、未だ次の所属先は決まっていない状況が続いている。

 バーンズは5月14日(同15日)にドジャースからDFA(40人枠を外す措置)となり、その6日後の5月20日(同21日)に自由契約となっていた。その後、6月27日(同28日)に同地区のジャイアンツとマイナー契約を結んだものの、8月1日(同2日)に退団が発表されていた。

 ジャイアンツのマイナー所属時の成績は芳しくなかった。ルーキーリーグでは6打数1安打で打率.167、3Aサクラメントでは33打数7安打2打点、打率.212にとどまった。

 ドジャース退団から3か月が経ちメジャーで活躍の場を見つけられていないバーンズだが、“ドジャーブルー”を身にまとっていた時代の貢献度は確かだった。サイ・ヤング賞3度の実績を誇り今季3000奪三振も達成したクレイトン・カーショー投手の専属キャッチャーとして長年活躍してきた経歴を持ち、フレーミング技術にも定評がある。ドジャースのクラブハウスでは存在感を発揮していたベテラン捕手だった。

 ロースターの枠が26人から28人に増える9月を迎えたわけだが、35歳のバーンズに関心を抱く球団の情報は乏しい。シーズンも残り約1か月となり、獲得球団が現れるか、今後の動向が注目される。

(Full-Count編集部)

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