大谷翔平の爆速46号は「ほとんどの選手は単打」 低空193キロ弾に唖然…指揮官は脱帽

46号を含む3長打にロバーツ監督「ショウヘイにとって素晴らしい日」
【MLB】パイレーツ 9ー7 ドジャース(日本時間3日・ピッツバーグ)
ドジャースの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、敵地でのパイレーツ戦に「1番・指名打者」で出場。46号ソロを含む3本の長打を放ったが、チームは7-9で敗れた。試合後、デーブ・ロバーツ監督は大谷の高い技術を絶賛した。
初回の左飛後、3回の第2打席で2番手の剛腕チャンドラーから7試合ぶりとなる46号を放った。自己最速となる打球速度120マイル(193.1キロ)の弾丸ライナーの一発だった。
試合後、ロバーツ監督は「あんな風に直球を打って、右翼方向に引っ張り、あれだけの強い打球を打ってしまうんだから」と脱帽。チャンドラーの99.2マイル(約159.6キロ)に負けない技術、パワーを称賛した。「大きな音だった。打球が当たった瞬間どれだけ強いものだったかをはっきり理解していなかったけど、かなりの速さでフェンスを越えていった。ほとんどの選手の場合はシングルヒットになるけど、彼の場合は本塁打になる」と規格外の一打であったことを説明した。
第4打席は左中間二塁打。第5打席ではあと少しで本塁打という中堅フェンス直撃の二塁打を放っていた。「最後の打席と、その前の二塁打も彼は本当にいいスイングができていると私は感じた」。状態の良さを確信したかのように語った。
「今日はショウヘイにとって本当に素晴らしい日だった」
ナ・リーグ西地区首位を走るが、試合終了次点で2位パドレスとの差は2.5ゲーム。シーズンも終盤に突入し、負けが許されない試合は続く。
(Full-Count編集部)