ダルビッシュ有、日本人初の30球団勝利はお預け 5回途中4失点で降板…4勝目ならず

初回にいきなり先頭打者弾浴びる
【MLB】パドレス ー オリオールズ(日本時間3日・サンディエゴ)
パドレスのダルビッシュ有投手が2日(日本時間3日)、本拠地でのオリオールズ戦に先発したが、4回0/3を投げて6安打4失点だった。勝てば日本人初のメジャー30球団からの勝利となったが、今季4勝目はならず、“偉業”もお預けとなった。
今季11試合目の登板となったダルビッシュは初回、ホリデーにいきなり先制弾を浴びた。2回は二塁打を浴びるも0点。しかし、3回には2死二、三塁から2点打を許して0-3とされると、本拠地はため息に包まれた。
味方打線はその裏にアラエスの2ランで1点差に迫ったが、ダルビッシュは5回の先頭打者に四球を与えたところで交代を告げられた。2番手のペラルタは2死満塁となった場面で交代。3番手のモーガンは適時打を浴び、ダルビッシュの失点は「4」に増えた。6三振を奪うも、毎回走者を背負う苦しい投球内容で、投球数は87球だった。防御率は5.75となった。
今季がメジャー14年目。オリオールズに勝てば30球団からの勝利となっていたが、お預けに。パドレスは試合前時点でナ・リーグ西地区2位。この日敗れた首位のドジャースとは2.5ゲーム差につけている。ア・リーグ東地区最下位のオリオールズ相手の取りこぼしは避けたいところだ。
(Full-Count編集部)