ド軍時代にはなかった“待遇”も…絶望の「.106」 トレード放出→新天地でぶち当たった壁

レイズのハンター・フェドゥーシア【写真:アフロ】
レイズのハンター・フェドゥーシア【写真:アフロ】

メジャー適応に苦戦…フェドゥーシアが置かれた立場

 元ドジャースのハンター・フェドゥーシア捕手は、7月31日(日本時間8月1日)のトレードでレイズに移籍し1か月が経過した。3月には東京での開幕シリーズでチームに帯同するも、ドジャースでは出場機会に恵まれなかった28歳は、新天地で結果が残せない日々が続いている。

 フェドゥーシアは2024年にメジャーデビューを果たし、新人年は5試合出場で12打数4安打、打率.333で幕を閉じた。ステップアップを目指し迎えた今季だったが、正捕手のウィル・スミスや若手のダルトン・ラッシング捕手らの存在もあり、出場わずか2試合、与えられた打席は「3」だけだった。そんな中、7月末のトレード期限でレイズに移籍し、デビュー戦から2試合連続でスタメンマスクを被るなど、出場機会は確実に増えた。

 しかし待っていたのは、メジャーの壁に直面する日々だった。レイズ移籍後は20試合に出場し、47打数5安打3打点で14三振。打率.106と低調。レイズの40人枠に登録されている捕手は、フェドゥーシアのほかに同じくトレード期限で加入したニック・フォルテスもいるが、加入後は20試合出場で45打数7安打、打率.156とこちらも貢献度は厳しいものになっている。

 正捕手としての居場所を確立するには結果を残すしかないだけに、出場機会は与えられている今、奮起したいところだろう。

(Full-Count編集部)

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