前田健太、3Aで7回2/3までノーヒットノーランの快投 初安打で被弾も…最後のMLB昇格なるか

ヤンキース・前田健太(写真はタイガース時代)【写真:アフロ】
ヤンキース・前田健太(写真はタイガース時代)【写真:アフロ】

日本のテレビ番組では来季の日本復帰を示唆

 カブスを退団し、ヤンキースとマイナー契約を結んだ前田健太投手が3日(日本時間4日)、ヤンキース傘下3Aスクラントンの一員として、レッドソックス傘下3Aウースター戦に初登板。7回2/3まで無安打という快投を披露。ノーヒットノーランまで残り4人と迫るもソロ本塁打を浴びたところで交代となった。

 初回は9球で3者凡退に抑える完璧な立ち上がり。2回に1死から四球を与えた以外は走者を許さず、快投は続いた。8回は2者連続三振で2死を奪うも、3人目に右翼へソロを被弾し、ノーヒットノーランならず。ここで降板となった。7回2/3で100球を投げ、9奪三振、1四球1安打の好投を披露した。防御率は5.79となった。

 3Aスクラントンでは今季5度目の先発登板。前回登板の8月28日(同29日)のメッツ傘下3Aシラキュース戦では、3回11安打10失点(自責9)と炎上したが、見事な復調を見せた。

 ドジャースとツインズを経て、2023年オフにタイガースに加入。移籍2年目の今季は救援投手として開幕を迎えたが、7試合登板で防御率7.88だった。

 5月1日(日本時間2日)にメジャー出場前提の40人枠から外す措置(DFA)となり、アンコンディショナル・リリース・ウェーバー(無条件リリース・ウェーバー)を経てカブスとマイナー契約を結んだ。

 カブスでメジャー昇格を目指したが、傘下3Aアイオワでは12試合に先発して3勝4敗、防御率5.97だった。8月2日(同3日)にオプトアウトを選択して退団していた。

 8月31日に放送された日本のテレビ番組では、来季の日本復帰の意向を語っていた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY