“大谷超え”1134億円男が「オオタニよりMVPに近い」 批判は過去…NYファンの鼻息荒く

8月7日からの25試合で12本塁打、OPS1.196と爆発
メッツのフアン・ソト外野手は3日(日本時間4日)時点で37本塁打はリーグ3位、OPS.920は同4位をマーク。直近25試合で12発、OPS1.196とエンジン全開となり、米ファンからは「ショウヘイ・オオタニよりMVPに近い」「MVPの議論に加わるべき」との声も上がり始めている。
昨オフにヤンキースからFAとなり、ドジャース・大谷翔平投手を上回る15年総額7億6500万ドル(約1134億円)でメッツに入団。しかし序盤はなかなか調子が上がらなかったが、6月は打率.322、11本塁打、OPS1.196で月間MVPを受賞。それでも7月は再び打率.210と低迷し、好不調の波が大きいシーズンとなっている。
そしていよいよシーズンが佳境を迎えた8月以降、ソトの打棒がもう1ステージ上の段階に上がる。8月6日(同7日)からの25試合で打率.303、12本塁打、28打点、出塁率.466、OPS1.196、10盗塁をマーク。その間で出塁しなかったのはわずか1試合だ。3日(同4日)の試合前時点で記録した勝利貢献度WAR(ベースボール・リファレンス版)では野手4位の5.5。1位のピート・クロウ=アームストロング外野手(カブス)とも0.7差にしている。
完全復活の時を迎えたスターにNYファンの鼻息は荒い。「フアン・ソトはショウヘイ・オオタニよりもMVP獲得に近いが、まだその議論をしたがらない人が多い」「これこそ7億6500万ドルの男よ」「なぜオールスターに投票しなかったヤツがいるんだ?」「シュワーバーよりもよっぽどMVP議論に入るべきだ」と活躍を称えている。
(Full-Count編集部)