「巨人ジュニア」メンバー決定 約400人から選出…最速117キロ&打率.700の“三刀流”も

最速117キロの木村慎太郎…所属チームで投手、捕手、内野手をこなす
巨人は、「NPBジュニアトーナメント KONAMI CUP 2025」(12月26~29日、神宮球場・横浜スタジアム)に出場する「読売ジャイアンツジュニア」のメンバー16人を球団公式ホームページで1日に発表した。11年ぶり4度目の優勝を目指し、13日から活動を開始する。
選考会には東京都を中心に約400人の小学6年生が応募。1次選考のデジタルトライアウトを経て選考会を3度実施し、16人を選出した。また、より多くの選手にチームでの活動を今後の野球人生に役立ててもらいたいとの思いと選手の負担軽減を考慮し、2人を練習生として迎えて計18人で活動する。
メンバーに選出された「和泉少年野球チーム」(東京都千代田区)の右腕・木村慎太郎投手は最速117キロを誇り、捕手や内野もこなす。打者としても非凡で「ジャビットカップチャンピオン大会2025」では5試合で打率.700(10打数7安打)2本塁打をマーク。9月20日に東京ドームで開催される決勝戦進出の立役者となった。
ジャイアンツジュニアは2012~2014年に3年連続優勝を果たした。出身選手には巨人・オコエ瑠偉外野手、育成の木下幹也投手、ソフトバンク・村田賢一投手、西武・杉山遙希投手らがいる。
巨人OBの大森剛氏が代表を務め、西村健太朗氏が指揮を執る。大田泰示氏、黒田響生氏がコーチに就き、11年ぶりの頂点を目指す。
(First-Pitch編集部)