ド軍指揮官「十分なほど負けている」 最下位に3連敗…直近6戦5敗に厳しい表情

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:ロイター】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:ロイター】

スキーンズに6回まで2安打無失点と封じられた

【MLB】パイレーツ 5ー3 ドジャース(日本時間5日・ピッツバーグ)

 ドジャースは4日(日本時間5日)、敵地・パイレーツ戦に3-5で敗れた。9回にベッツのソロから3点を返し2戦連続の完封負けこそ阻止したが、3連敗でマジック消滅。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「相手を脅かすことができなかった」と厳しい表情だった。

 剛腕スキーンズに手も足も出なかった。「1番・指名打者」で出場した大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、2三振。6回までラッシングの二塁打とロハスの安打の2安打のみに封じられた。

 試合後、ロバーツ監督は「序盤は球数を増やして、いい攻撃ができていたと思う。でも、その後(スキーンズは)調子を掴んでしまった」と肩を落とした。

 試合は、0-5の9回に先頭のベッツが15号ソロ。その後も打線がつながり、パヘス、ロハスの適時打で2点差まで迫ったが、反撃もそこまでだった。2死一、二塁で一発出れば逆転の場面で途中出場していたロートベットが3球三振。ネクストバッターサークルで準備していた大谷に打席は回ってこなかった。

 8回からラッシングを交代させたことについて「5点差で負けていたし、ダルトン(・ラッシング)は3、4試合連続で捕手を務めることになるから、休ませたかった」と説明。しかし、「9回に打者8人の攻撃になることを予想できたらよかったんだけどね……」と後悔していた。

 直近6試合で5敗。「勝率がよくないチーム相手に十分なほど負けている」とサバサバと語った。「今日だって最高の投手と対戦したけど、勝率がよくないチーム相手に負けたという事実は変わらない。(どうしてなのか)私は答えることができない」と振り返った。

 ナ・リーグ西地区首位に立つドジャースは3位ジャイアンツゲーム差が7に。直接対決を残り7試合を残すため、ジャイアンツの自力優勝の可能性が復活。ドジャースのマジックが消滅した。

(Full-Count編集部)

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