鷹、今季最多18安打の猛攻…11得点で貯金は今季最多30 西武・高橋光成が6勝目

お立ち台に上がったソフトバンク・石塚綜一郎、大津亮介、牧原大成(左から)【写真:小林靖】
お立ち台に上がったソフトバンク・石塚綜一郎、大津亮介、牧原大成(左から)【写真:小林靖】

大津亮介は7回104球7安打無失点6Kの好投

 パーソル パ・リーグ公式戦は午後9時30分までに2試合が終了した。西武はベルーナドームで行われたロッテ戦に5-3で勝利。ソフトバンクはみずほPayPayドームでの楽天戦に11-0で快勝した。

 西武先発・高橋光成投手は毎回走者を背負う苦しい内容ながら、上田希由翔内野手に浴びた2号3ランによる3失点のみにとどめた。6回91球7安打3四球3奪三振でマウンドを降り、粘投で試合をつくった。

 打線は4回、山村崇嘉内野手と古賀悠斗捕手の連打で1点を返すと、滝澤夏央内野手の二塁打で二、三塁と好機を広げ、西川愛也外野手の2点適時打で同点に追い付いた。さらに6回にはレアンドロ・セデーニョ内野手、滝澤の連打から平沼翔太外野手の適時打と外崎修汰内野手の犠飛で2点を勝ち越した。

 7回以降は甲斐野央投手、トレイ・ウィンゲンター投手、平良海馬投手のリレーが無失点で締め、逃げ切りに成功。西武は3連勝と勢いを増し、高橋が今季6勝目を挙げた。西川、山村、滝澤がそろって3安打と打線をけん引。一方のロッテは、先発オースティン・ボス投手が5回96球10安打3失点。打線は毎回のように走者を出しながら、上田の一発による3点止まりで連敗となった。

 ソフトバンクは初回に牧原大成内野手の5号3ランで先制すると、2回には柳町達外野手と中村晃外野手の適時打などで3点を追加。3回に佐藤直樹外野手、4回には石塚綜一郎捕手が適時打を放ち、序盤から大量リードを奪った。

 援護を受けた先発・大津亮介投手は3回まで毎回安打を許しながらも無失点。7回104球7安打無四死球6奪三振の力投で今季4勝目を挙げた。6回には海野隆司捕手の適時打、7回には笹川吉康外野手の今季1号2ランも飛び出し、打線は計18安打を記録。先発全員安打の猛攻でチーム今季最多得点を挙げた。

 リードを得た8回はダーウィンゾン・ヘルナンデス投手、9回は木村光投手が無失点でつなぎ完封勝ち。敗れた楽天は、先発の古謝樹投手が5回14安打8失点と乱調。打線は9安打を放ちながらつながりを欠き、村林一輝内野手の3安打も実らなかった。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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