指名漏れ→社会人で“覚醒”23歳 NPBファン熱烈勧誘「水道橋で待ってます」「縦縞を着よう」

王子・柴崎聖人【写真:産経新聞社】
王子・柴崎聖人【写真:産経新聞社】

大阪経済大で通算105安打、昨年のドラフト候補だった

 第96回都市対抗野球大会が5日に2回戦が行われ、王子が西部ガスに4-0で勝利。ルーキーの柴崎聖人外野手は本塁打を含む3打数2安打2得点の活躍を見せた。昨年は指名漏れとなった“逸材”の躍動に「なんで指名されなかったのか」「エグすぎる」とファンも注目している。

 柴崎は「3番・中堅」で先発出場。初回の第1打席は四球で出塁し、3回は先頭で右前打を放つと、すぐさま盗塁に成功した。その後は後続のタイムリーで2点目のホームを踏んだ。5回の第3打席は遊飛に終わったが、7回の第4打席だった。外角のボールにうまく合わせ、右翼スタンドに運ぶ一発を叩き込んだ。9回はまたも四球を選び、4出塁を記録した。

 柴崎は関西六大学リーグ・大阪経済大で1年春からレギュラーを掴み、通算打率.311、105安打をマークした。俊足強肩好打の外野手として昨年のドラフトでは指名有力と見られていたものの、名前が呼ばれることはなく、社会人・王子に進んでいる。

 1年目からチームの主軸として活躍する23歳にプロ野球ファンも熱視線を送る。「なんでプロに掛からなかったのか謎すぎる」「柴崎聖人はマジでとって欲しかった」「柴崎聖人はマジでガチ」などと指名漏れに改めて驚いたほか、「水道橋で待ってます」「来年縦縞着よう」と“勧誘”するファンも。柴崎が再びドラフトにかかるのは2026年。あと1年、研鑽を積んで再び夢舞台の切符を掴めるだろうか。

(Full-Count編集部)

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