ド軍にまた激震…ラッシングIL入りを指揮官明言 スミスに続くアクシデント…連日の捕手昇格

オリオールズ戦で自打球を受けたドジャースのダルトン・ラッシング【写真:ロイター】
オリオールズ戦で自打球を受けたドジャースのダルトン・ラッシング【写真:ロイター】

ラッシングは前日に自打球で途中交代

 5日(日本時間6日)のオリオールズ戦で自打球を受けて途中交代となったドジャースのダルトン・ラッシング捕手について、デーブ・ロバーツ監督は6日(同7日)、負傷者リスト入り(IL)させると試合前に明らかにした。代わってチャッキー・ロビンソン捕手を昇格させる。

 ロバーツ監督は試合前の報道陣の取材に「私たちはダルトン(・ラッシング)をILに入れるだろう。チャッキー・ロビンソンを登録する。なので捕手は3人体制になる」と説明。ラッシングの状態について「(出場まで)3~5日間かかる状況だから、ILに入れた方が理にかなっている」と述べた。代わって昇格するロビンソンは、昨季までレッズで計51試合にメジャー出場経験がある。

 ラッシングは6回の打席で内角に入ってきたスライダーを強振するも、自打球となって右膝下付近に直撃した。その場に倒れて立ち上がれず、悶絶。最終的には肩を支えられながらベンチへ下がった。検査の結果は「骨挫傷」で、骨折ではないことが分かっていた。

 ドジャースはウィル・スミス捕手が3日(同4日)の試合で守備の際にファウルが右手に当たって交代。オリオールズ戦3連戦は出場しない予定となっており、第3捕手のベン・ロートベットを緊急昇格させていた。

 ロバーツ監督はスミスについて「今日はスイングをする予定だったはずだ。バットを握る強さは随分と改善した。明日はプレー(先発)できないと思うが、代打でベンチから起用することは可能だろう」と話し、状態次第では代打起用の可能性に含みを持たせた。相次ぐ捕手の離脱という厳しい状況を問われると「球宴に出場した捕手がいないと勿論そう。でも、私たちはやらないといけない。ウィルは(近いうちに)戻るだろうし、大丈夫だろう」と語った。

(Full-Count編集部)

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