山本由伸のノーノー消滅→敵ファンの“異様な光景”に涙「まじで最高」「同じ気持ち」

ベンチへ戻るドジャース・山本由伸【写真:アフロ】
ベンチへ戻るドジャース・山本由伸【写真:アフロ】

ノーヒッターなら球団史上19人目だった

【MLB】オリオールズ 4ー3 ドジャース(日本時間7日・ボルティモア)

 ドジャース・山本由伸投手は6日(同7日)、敵地でのオリオールズ戦に先発。9回2死までノーヒットノーランを継続したものの、最後にまさかの一発を浴びて達成を逃した。快挙が幻に終わると、カムデンヤーズに詰めかけた満員のファンも拍手。「まじで最高」「泣きそう」と日本人も感動した。

 山本は初回から2回まで3者凡退。3回は先頭から2者連続四球で歩かせたものの、マヨを三振、ホリデイを二ゴロ併殺打に仕留めてピンチを脱した。以降はオリオールズ打線を圧倒し、8回まで毎回の奪三振ショーだった。9回も2人を打ち取り、対するはホリデイ。しかし、カウント2-1からのカットボールを右翼へのソロを許した。

 ロバーツ監督はここで交代を決断し、マウンドへ向かった。すると、敵地にもかかわらずオリオールズファンは総立ちで山本に拍手を送った。この日はオリオールズのレジェンド、カル・リプケンJr.氏がルー・ゲーリッグの連続試合出場記録(2130試合)を破った日から30周年で、試合前には盛大なセレモニーが行われた。敵であっても、山本の最高のパフォーマンスが心を打ったようだ。

 ドジャース史上19人目のノーヒットノーランは幻に終わったものの、敵地ファンが見せた“粋な対応”にファンも心を揺さぶれた。「オリオールズファンまじで最高やね」「オリオールズファンもスタンディングオベーションしてるのいいな」「オリオールズファンも温かい」「みんな頭抱えてる」「家で叫んだわ」「バックネット裏のオリオールズファンと同じ気持ちだわ」などとコメントが寄せられた。

 しかし山本の降板後、ドジャースはトライネンが大誤算。二塁打、死球、四球、押し出し四球で降板すると、代わったスコットがサヨナラ打を浴びた。

(Full-Count編集部)

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