大谷翔平の「先頭打者弾が大きかった」 9月初白星…ド軍監督が感謝した強烈弾

菅野のシンカーをバックスクリーン右へ…球団タイ12本目の先頭打者弾
【MLB】ドジャース 5ー2 オリオールズ(日本時間8日・ボルティモア)
ドジャースの大谷翔平投手が7日(日本時間8日)、本拠地で行われたオリオールズ戦で菅野智之投手から2打席連続本塁打を放ち、連敗ストップに貢献した。デーブ・ロバーツ監督は「ショウヘイが先頭打者弾を放ったのは大きかった。昨日と同じく、ベンチは盛り上がっていた」と感謝した。
菅野とのメジャー初対決で、大谷がいきなり強烈な一発を見舞った。初回無死の第1打席にシンカーをバックスクリーン右へ運ぶ47号。これが12本目の先頭打者弾となり、2023年のムーキー・ベッツに並ぶ球団最多タイ記録となった。さらに3回無死の第2打席はフォーシームを捉えてまたもやバックスクリーン右へ運んだ。2打席連発は5月15日(同16日)以来、今季2度目だった。
6日(同7日)は山本由伸投手が9回2死まで無安打無得点試合を続けていたが、あと1人のところで被弾。その後救援陣が崩れてサヨナラ負けを喫し、5連敗となっていた。しかし大谷のバットが悪夢を吹き飛ばし、9月初勝利を手にした。
この日はベッツも3回に左越えソロを放つなど5打数2安打2打点。指揮官は「グレートだった。ショウヘイは5回出塁した。ムーキー(・ベッツ)も非常にいいスイングをしていた。(選手たちの)活気やプレーに満足している。下位打線も仕事をしてくれた」と主力の活躍に目を細めた。
また「(チームが)巻き返したことについては、驚きはない。パニックは全くなかった。(選手たちは)準備ができていた。(連敗中も)選手たちは下を向くのではなく、前を向いて試合を待ち望んでいたことはよかった。それは、まだ自信が残っているという証だ。(うちの選手らしい)振る舞いだ。ショウヘイとムーキー(・ベッツ)が期待通りの活躍をしてくれたら、チームにとって大きいよ」と満足げだった。
(Full-Count編集部)