悪夢から14時間後…明け方の日本に走った衝撃 大谷の連発に「完全に目が覚めたわ」

メジャー初対決の菅野智之から2打席連発
【MLB】オリオールズ ー ドジャース(日本時間8日・ボルティモア)
前日の悪夢を払拭するかのような大爆発だった。ドジャースの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、敵地で行われたオリオールズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、メジャー初対決となった菅野智之投手から2打席連発となる47号と48号を放った。チームは前日6日(同7日)に悪夢の逆転サヨナラ負けを喫しており、大谷の一打にファンも歓喜の声を上げている。
初回の第1打席では菅野が投じた2球目のシンカーを捉え、そのままバックスクリーン右に突き刺さる47号ソロ。打球速度109.8マイル(約176.7キロ)、飛距離411フィート(約125.3メートル)、角度23度の一発で、先頭打者本塁打は今シーズン12本目。2023年のムーキー・ベッツと並び球団最多タイ記録となった。フィリーズのカイル・シュワーバー外野手が昨季記録した15本にも3本差に迫った。
3回に先頭で迎えた第2打席は、3球目の94.9マイル(約152.7キロ)のフォーシームを捉え、またしてもバックスクリーン右に飛び込んだ。打球速度108.2マイル(約174.1キロ)、飛距離399フィート(約121.6メートル)、角度27度の豪快な2打席連続弾となった。
日本時間では未明から明け方頃の一発となったが、まさに目の覚めるような連発にファンも反応「興奮して寝れないよ」「完全に目が覚めたわ」「寝ずに観てて良かった!」などの声が目立った。また、前日は山本由伸投手が9回2死まで無安打の好投から一転、リリーフが打たれ、チームは5連敗中と重苦しい空気だった。このため「サヨナラ負けの悪夢を払しょくするのは、やはりこの男、大谷翔平」「昨日の試合が辛すぎたから、大谷さんの先頭打者ホームランが泣けるほど嬉しい」「悪い流れを引きずらないためにも重要なホームラン!」などの声も見られた。
2本ともバックスクリーン右に飛び込む豪快弾。試合前には3本差だったシュワーバとは一気に1本差とし、シーズン54発ペースとなった。SNSでは「マジで本塁打王見えてきたな」「デジャブかよ」「1発目のハイライトかな? 笑」「大谷も菅野も好きだから少し複雑ではあるなw」「幸せすぎる。昨日の鬱憤をあと2本打って晴らそうぜ!」などとファンは反応していた。
(Full-Count編集部)