菅野智之、打球直撃で緊急降板も骨に異常なし 3被弾で8敗目…監督代行「足に力入らず」

大谷に2打席連続被弾、右足に打球直撃で無念の降板
【MLB】ドジャース 5ー2 オリオールズ(日本時間8日・ボルティモア)
オリオールズの菅野智之投手が7日(日本時間8日)、本拠地でのドジャース戦に登板。大谷翔平投手に2打席連続で被弾するなど、3回0/3で67球を投げ、7安打4失点で8敗目(10勝)を喫し、防御率4.57となった。4回には足に打球が直撃するアクシデントが発生し、無念の途中降板。検査の結果、骨に異常はなかった。
試合後、オリオールズのトニー・マンソリーノ監督代行は「打球が当たった後、足に力がうまく入れられなかった」と菅野の状態を説明。2、3日は様子を見るという。67球での降板はメジャー最短で、3被弾もメジャー自己ワーストタイだった。
菅野はドジャース戦初登板。大谷とはNPB時代の2015年の6月10日に対戦しており、10年ぶり2度目の対決だったが、思わぬ結果となった。
初回は2球目のシンカーを捉えられ、打球はそのままバックスクリーン右に着弾する先頭打者弾に。3回の第2打席では外角のフォーシームをまたも完璧に捉えられ、同じくバックスクリーン右へ運ばれた。続くムーキー・ベッツ内野手にも左翼へソロを浴びてリードを3点に広げられた。
さらに4回の守備では、無死二塁からキム・ヘソン内野手が放った打球が足に当たり、菅野は膝に手をついて苦悶。トレーナーらが急いで駆けつけるも1人で歩けず、肩を支えられてベンチへ戻り、降板となった。直後に球団は「右足首の怪我」と発表していた。