指導者・保護者も必見! 確実な守備力を育む地道なフライ捕球練習の重要性

坂口智隆氏が伝える外野守備上達の具体的ステップ
野球がうまくなりたい子どもたちに多くの選択肢を――。Full-Countでは、野球に関する練習ドリル・育成方法を紹介する動画サービス「TURNING POINT」と連動し、“明日から取り組める”練習メニューや思考法を紹介する。元プロ野球選手や強豪チームの監督らの経験が詰まった一流のメソッドが、子どもの可能性を無限大に広げる。
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地道なフライ捕球の練習法が、外野手に求められる確実な守備力を支える。特に追い方ひとつで捕球の成功率が変わるため、基礎を体に染み込ませることが重要だ。スムーズに落下点へたどり着き、確実に捕球する理想的な動作は、反復練習でしっかりと磨くことができる。
“最後の近鉄戦士”として、近鉄・オリックス、ヤクルトで20年間プレーし、2022年に現役を引退した元プロ野球選手の坂口智隆氏。この動画では2008年から4年連続でゴールデン・グラブ賞に輝いた名手の外野守備論を深掘りしている。今回は「打球の追い方」を練習する具体的な方法を紹介。打球から目を切らさず、最短で落下地点に到達するコツを解説し、実演する様子が収録されている。
坂口氏が強調したのは、「(打球に)正対せず、横向きの姿勢をキープ」すること。正面でボールに向かう癖を矯正するために、正面からの送球を追う練習を推奨している。「打球から目を切らずに体を切り替えしながら横で捕球するのが理想。3歩ずつステップし、投げられた球を片側へ半身の姿勢で捕れるよう、地道に繰り返すべき」との指導が印象的だ。
さらに、追い始めでの思わぬミスへの意識を説く。「どうしても直線的に下がる動きは難しく、反れてしまう癖がある。しかし、自分の癖を理解することで精度も上がり、ボールを探す時間が短縮できる」と語った。地面のラインを利用して左右どちらかへ逃げる練習を重ねることで、状況に応じた柔軟性の向上が図れるというアプローチだ。
日常の練習時間を最大限に生かし、動作精度を高めるためには、この基本手法の徹底が欠かせない。プロさながらの外野守備力を目指し、坂口氏の提案を実践して、チームの守備力全体を押し上げるきっかけにしてほしい。
【3歩ずつ体の向きを変えて、半身でキャッチ】#坂口智隆 氏が、フライ捕球のコツ「打球の追い方」を練習する方法について伝授。打球から目を切らさず、かつ最短でボールの落下地点までたどり着く動作を、体に染み込ませよう。@Tomotaka_42 #外野守備 #少年野球
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— TURNING POINT 〜ひとつの”キッカケ”で未来は変わる〜 (@tpbaseball_c2) September 7, 2025
(Full-Count編集部)
「TURNING POINT」は、野球に励む子どもの成長をしっかり支えたい保護者や指導者のための、学びの場です。
「投」「打」「守」などの技術指導だけではなく、「身体づくり」や「選手・子どもへの接し方」、「食事・栄養」に関してのコンテンツも充実。
日々の積み重ねが不可欠な野球の上達に必要な要素を、総合的に学ぶことができます。
■「TURNING POINT」のURLはこちら
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