大谷翔平を試合中に「家に帰らせる」 目の当たりにした“異次元の貢献”…同僚が絶賛

ドジャースのチームリーダーも賛辞惜しまず
ドジャースのミゲル・ロハス内野手が、二刀流で活躍を続ける大谷翔平投手への敬意を口にした。米放送局「FOXスポーツ」の記事の中で、試合に臨む大谷の姿勢について語っている。
5日(日本時間6日)に公開された記事では、大谷を「打者としての並外れた才能だけで、昨年はキャリア3度目のMVPを獲得したが、今季は打って投げる二刀流としての能力が、再び彼をMVP争いの有力候補に押し上げている」と評価。さらに「ワールドシリーズ連覇を目指すドジャースにとって、彼が10月に魅力的な武器となる理由もここにある」と、他に比類のない投打での活躍を絶賛した。
その中で「チームメートたちにも、畏敬の念を抱かせている」としてロハスの言葉を紹介。同記事でロハスは「彼に対して、最大限の敬意を払うしかない。だって彼はそうしたいと望んでいるし、毎晩フィールドに出て、すべての打席に立ちたいと強く思っているからね」と語っている。
ロハスは「もし自分が監督なら、3打席終わった時点でショウヘイをベンチに下げて、家に帰らせる」と思うこともあるという。「でも、彼はそれを望んでいない。彼はグラウンドに立っていたいんだ」と語り、負担が大きい投打二刀流でもほぼ休まずグラウンドに立ち続ける大谷に感服した様子だった。
同記事では、打者としての大谷については「スピードとパワーでその存在感を示してきた」と表現。昨年の前例のない「54本塁打、59盗塁」をマークし、3日(同4日)に放った今季46号では打球速度120マイル(約193.1キロ)を記録したことを挙げた。
今季、ドジャース入団後に初めてレギュラーシーズン中に投打二刀流を披露してきた大谷は、投手としては実戦で“リハビリ”することで本領発揮する状態を目指している。記事では、計画通りに進めば「オオタニは輝かしい8年間のキャリアで初めて、ポストシーズンで打者と投手として完全な姿を披露する機会を得る」と結んでおり、“未知の領域”で大谷が見せる真骨頂に注目が集まっている。
(Full-Count編集部)