阪神・森下翔太は「こんなに良かったのか」 20HRの裏で…突出するセ界一の「11.9」

データ会社「DELTA」が集計した数値
優勝の原動力は打棒だけではなかった。阪神はすでに2年ぶり7度目のリーグ優勝を決めているが、森下翔太外野手は佐藤輝明、大山悠輔両内野手とともに、打線の中心を担った。すでにキャリアハイ級の成績を残しておきながら、打撃以外のリーグトップの指標も際立っている。
中大からドラフト1位で入団し、今季3年目を迎えた森下は80打点、20本塁打ですでに自己最多をマーク。リーグ2冠(36本塁打&89打点)の佐藤輝との3、4番は抜群の破壊力を誇っている。
さらにセイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/)によると守備全般での貢献度を示すUZRは「11.9」でリーグトップを誇る。まさに打って、守ってチームに貢献しているというわけだ。
森下の守備力にはファンも注目している。SNS上には「守備範囲もかなり広いし球際も強い」「こんなに守備良かったのか」「爆肩で稼いでる」「名手の予感」「余裕すら感じる守備」「守備たまらん」といった称賛の声があがっている。
(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)
データ提供:DELTA http://deltagraphs.co.jp/
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』(https://1point02.jp/)も運営する。