大谷翔平、ついに踏み入れたジャッジの“領域”「7.9」 4度目MVPはほぼ確実か

ヤンキースのアーロン・ジャッジ(左)とドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ヤンキースのアーロン・ジャッジ(左)とドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

打者としてfWAR6.5、投手として1.4をマーク

 ドジャース・大谷翔平投手は今季もMVPの最有力候補と目され、打者のみならず投手としても躍動している。MVP投票で重要視される勝利貢献度「WAR」は、球界最高数値を記録しているヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手に遂に並んだようだ。

 大谷は今年6月に約2年ぶりの投手復帰を果たし、ここまで12先発して1勝1敗、防御率3.75を記録している。まだ完全復活ではないものの、36イニングで49奪三振と支配的な投球を披露。復帰後初勝利を挙げた8月27日(日本時間28日)のレッズ戦では5回1失点9奪三振の力投だった。

 もちろん、打者として相変わらず凄まじい。10日(同11日)を終えて143試合に出場し、48本塁打はリーグ2位、131得点はMLB全体で1位、長打率.609、OPS1.001は同2位と圧倒的な数字を記録している。

 勝利貢献度WAR(ファングラフス版)は打者として6.5はメジャー全体5位、ナ・リーグでは2位。さらに投手としても1.4を記録し、合算した7.9はメジャートップのジャッジに並んだ。fWAR2位のトレイ・ターナー(フィリーズ)は6.9を記録しているが、故障離脱中。大谷がその差を一気に突き放しそうだ。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY