妨害されたのに…大谷翔平の“粋な対応”に感動 中継映像が捉えた光景「素晴らしい」

打撃妨害は6月26日のロッキーズ戦以来、今季2度目
人柄が滲み出た。ドジャース・大谷翔平投手が10日(日本時間11日)、本拠地でのロッキーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。第5打席は打撃妨害で出塁した。その直後に見せた“振る舞い”にファンは注目した。
8回1死一、二塁の場面で、大谷はフルカウントからモリーナが投じた7球目を打った。打球は左翼手のグラブに収まり左飛かと思われたが、捕手フルフォードのミットが大谷のバットに触れており、打撃妨害により一塁へ出塁した。
ちょうどその時だった。大谷はバットが当たったのがすぐ分かったのか、捕手のほうを振り向き、バットから左手を離して心配するような素振りを見せた。
「なんであそこまで飛ぶん?」「当たってなかったらホームラン」「幻に終わった49号」とミットに当たりながらもレフトの定位置まで飛ばしたパワーだけでなく、「当たった瞬間に『あ、大丈夫?』って感じで捕手の方振り向くの大谷らしくて好き」「人として別格」「咄嗟に出る行為は、本性が出るから素晴らしい」とふとした“仕草”に感動の声が寄せられた。
大谷の出塁後にベッツが18号満塁弾を放ち、ドジャースは4連勝を飾った。12日(同13日)からは敵地サンフランシスコでのジャイアンツ3連戦に臨む。
(Full-Count編集部)