山本由伸はどうしたら勝てるのか 無援護、ブルペン炎上…LA記者の“絶望”「また台無しに」

山本は7回まで6イニング連続で3者凡退、20者連続アウト
【MLB】ジャイアンツ 5ー1 ドジャース(日本時間13日・サンフランシスコ)
ドジャース・山本由伸投手は12日(日本時間13日)、敵地のジャイアンツ戦に先発。7回10奪三振1安打1失点の好投を見せたものの、チームは延長戦の末にサヨナラ負けを喫した。悲しき展開にLA記者も厳しい声を寄せた。
山本は初回1死からデバースを四球で歩かせると、続くアダメスに左中間を破る二塁打を浴び、守備のもたつきもあって先制点を奪われた。しかし以降は本来の姿を取り戻し、7回まで6イニング連続で3者凡退、20者連続アウトを奪う快投だった。しかし、登板中の援護はわずか1点。勝利投手の権利がつかず降板となった。
1-1で延長戦に突入するも、ドジャースは10回の攻撃をわずか3球で終えた。その裏に1死三塁となり、スコットが登板。不運な判定があったものの満塁のピンチを招き、最後はベイリーにサヨナラ満塁弾を浴びた。前回6日(同7日)の敵地オリオールズ戦では9回2死までノーヒットノーランの快投を演じたが、同じくトライネン-スコットのブルペンがサヨナラ負けを招く不振だった。
試合後、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のドジャース番、ファビアン・アルダヤ記者は「ドジャースはヨシノブ・ヤマモトの素晴らしい投球をまたしても台無しにする方法を見つけたようだ」と指摘。また、「ドジャーネーション」のバレンティナ・マルティネス記者も「ドジャース打線は金曜夜のジャイアンツ戦で1点しか奪えず、山本の素晴らしいパフォーマンスを無駄にした。痛い敗戦となった」と肩を落とした。
(Full-Count編集部)