山本由伸、7回10K好投も「すごく悔しい」 痛恨敗戦に落胆の色「勝たないといけない状況」

試合後、取材に対応したドジャース・山本由伸【写真:小谷真弥】
試合後、取材に対応したドジャース・山本由伸【写真:小谷真弥】

援護はコンフォートのソロのみ…7回1失点10K好投も白星泣く

【MLB】ジャイアンツ 5ー1 ドジャース(日本時間13日・サンフランシスコ)

 ドジャース・山本由伸投手は12日(日本時間13日)、今季12勝目をかけて敵地のジャイアンツ戦で先発。7回10奪三振1安打1失点の好投を見せた。しかし、チームは延長10回の末にサヨナラ負け。「今日の試合を勝ちきれなかったというのはすごく悔しいです」と落胆の色を覗かせた。

 初回1死からデバースを四球で歩かせると、続くアダメスには左中間二塁打。中堅・パヘスが打球処理にもたつく間に先取点を許した。しかし以降は完璧な投球だった。7回まで6イニング連続で3者凡退、20者連続アウトを奪う快投だった。

 山本は「今日調子自体はすごく良かったので、しっかり良いコースを狙って投げていくことができたので、結果的に7回無失点で投げられたと思います」と試合を振り返った。前回6日(同7日)の敵地オリオールズ戦では9回2死までノーヒットノーランの快投。もっとも、山本の好投がありながら、チームはいずれもサヨナラ負けを食らっている。

「自分がどうこうでは全くないですけど、やっぱりチームとしてはどうしても、しっかりと勝たないといけない状況なので、今日の試合を勝ちきれなかったというのはすごく悔しいです」と悔しさを滲ませた。それでも「とにかく前を向いていくしかないと言いますか、とにかく明日の試合に勝てるように全員でやっていけたらなと思います」と、気丈に前を向いた。

(Full-Count編集部)

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