ド軍106億円男の不振を示す「3→11」 ファンも我慢の限界「山本の勝ちを何度も!」

ドジャースのタナー・スコット【写真:荒川祐史】
ドジャースのタナー・スコット【写真:荒川祐史】

被本塁打がキャリアワーストに悪化

 昨オフに4年7200万ドル(約106億2800万円)の大型契約を結び、守護神としての活躍が期待されたが、チーム最多の21セーブを記録する一方で救援失敗を繰り返す日々。7月末に肘の炎症で負傷者リスト入りし、1か月後に復帰したが、12日(日本時間13日)に敵地で行われたジャイアンツ戦で延長10回にサヨナラ満塁弾を被弾。今季は既に11本塁打を打たれており、防御率4.91にとどまっている。

 米メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者は12日(同13日)にX(旧ツイッター)でスコットの不調を裏付ける数字を紹介。「これまでのタナー・スコットのキャリアハイの(シーズン)被弾数は2018年と2021年の6本だった。2023年と2024年の被弾数は3本だった。ドジャース1年目で彼は11本を許している」と投稿した。

 このデータにファンからは「タナー・スコットは中継ぎのコンフォートだ」「ヤマモトの勝ちを何度も消しているんだぞ!」「彼は自身を失っている」「彼もイエーツもポストシーズンのロースターに入れてはいけない」「ホームランダービー」「なんという失望」「何故彼を登板させ続けるんだ?」「彼は癖を見抜かれている」など、厳しい意見が目立っている。

 ただの“一発病”ではなく、被打率も昨季.179から今季は.262へと悪化。奪三振率も10.50から9.30に落ちており、苦しい投球内容を物語っている。デーブ・ロバーツ監督は「彼は不運だね」と語っているが、不調の根本的な原因は分かっていない。13日(同14日)は6点差リードの場面で3者凡退に抑えたが、復調のきっかけとなるだろうか。

(Full-Count編集部)

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