大谷翔平も届かない…最強ルースの「113」 54HR→49HRでも“ギリギリ”、異次元の伝説記録

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

昨季は54本塁打…2年連続50発なら史上6人目

【MLB】ドジャース 13ー7 ジャイアンツ(日本時間14日・サンフランシスコ)

 一歩ずつ記録に迫っている。ドジャース・大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地のジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で先発出場。3回に飛距離454フィート(約138.4メートル)の特大49号を叩き込んだ。直近2年で103本塁打。歴代2位の“ある記録”まであと「6」とした。

 1-4で迎えた3回、大谷は右腕ウェブの2球目、甘く入ったシンカーを強振。打った瞬間に確信する一発をバックスクリーンに運んだ。飛距離454フィートは今季ドジャースの選手では最長。打球速度114.8マイル(約184.4キロ)、角度25度の一発だった。

 MLB公式の記録マニアとして知られるサラ・ラングス記者は49号に大谷にまつわる記録を自身のX(旧ツイッター)で紹介した。その一つが「チーム加入から2シーズンでの通算本塁打数」だ。大谷は昨季54本塁打を放ち、今回の一発でドジャース通算103号。1920~21年のベーブ・ルース(ヤンキース/113本)、2001~02年のアレックス・ロドリゲス(レンジャーズ/109本)に次ぐ3位に入っている。

 現在のペースなら年間54本で昨季と同数になり、2位のA-RODには1本及ばない計算だ。もっとも、大谷の爆発力は誰もが知る通り。上位2名の記録にどれだけ迫れるだろうか。ちなみに、2年連続シーズン50本塁打以上となれば、2001~02年のA-ROD以来23年ぶり、史上6人目となる。

(Full-Count編集部)

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