「オオタニ、オオタニ…オオタニ」 大打者も入り込めず…大谷翔平が“独占”する特異な記録

1位から4位まで大谷翔平が独占する記録
【MLB】ドジャース 13ー7 ジャイアンツ(日本時間14日・サンフランシスコ)
ドジャース・大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地のジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で先発出場。3回に特大49号を放ち、勝利に貢献した。このひと振りで自身が“独占”する偉業をさらに更新した。
1-4で迎えた3回、大谷は右腕ウェブの2球目、甘く入ったシンカーを完璧に捉えた。バックスクリーンへの確信アーチ。今季ドジャース選手では最長となる飛距離454フィート。打球速度114.8マイル(約184.4キロ)、角度25度の一発だった。
MLB公式の記録マニアとして知られるサラ・ラングス記者は自身のX(旧ツイッター)を更新し、「シーズンで複数回先発登板した投手による本塁打数」を紹介した。1位から4位まで「ショウヘイ・オオタニ」の名前がズラリ。1位は今季の大谷で49本、2位は2021年の46本、3位は2023年の44本、4位は2022年の34本となっている。
過去にはベーブ・ルースも二刀流としてプレーしたが、時代が違うとはいえ“投手”での本塁打数は1919年の29本が最多。やはり大谷の突出ぶりが際立っている。米ファンからは「オオタニがカテゴリーを支配しており、おそらく今後もライバルは現れないだろう。まさに唯一無二の存在だ」「悪くないね」と敬意が送られた。
(Full-Count編集部)