ド軍、快勝でマジック10に 連日の2桁得点にロバーツ監督「打撃の質が上がっている」

2カード連続勝ち越しでフィリーズ戦へ
【MLB】ドジャース 10ー2 ジャイアンツ(日本時間15日・サンフランシスコ)
ドジャースは14日(日本時間15日)、敵地のジャイアンツ戦に10-2で快勝。地区優勝へのマジックナンバーを「10」とした。連日の2桁得点にデーブ・ロバーツ監督は「このシリーズでの(打撃の)質が上がっている。見ていていいいものだ」と笑顔を見せた。
前日13日(同14日)は今季14勝のウェブから6点を奪うなど、試合を通して17安打13得点で快勝。さらに14日(同15日)も今季11勝を挙げているレイから5点を奪うなど、18安打10得点と打線が爆発。ロバーツ監督は「ウェブとレイという本当にいい先発投手たちから、いい打撃を見せている」と評価した。
打撃不振に苦しんでいたT・ヘルナンデスが6打数4安打。前日も3安打を放っており、指揮官は「危機を脱したと思う」とコメント。「彼はとにかく(以前より)はるかにいい打撃をしている。とにかくプレー全体として、守備でもはるかにうまくいっている」と復調を喜んだ。
先発のグラスノーは7回2安打1失点。4四球4奪三振の内容で今季3勝目(3敗)を挙げた。打線は1点リードの5回に打者一巡の猛攻で4得点を奪い、試合の主導権をつかんだ。15安打で9点を挙げて2カード連続の勝ち越しを決めた。
大谷は6打数1安打で今季最長に並ぶ19試合連続出塁を記録。9回にエドマンの中前適時打で生還し、自己最多を更新する135得点となった。
地区2位のパドレスも勝利したためゲーム差は2.5のまま。15日(同16日)からは本拠地でフィリーズとの3連戦を迎える。残り13試合で、ポストシーズンを巡る熾烈な戦いは続く。
(Full-Count編集部)