ド軍25億円男がロッカーで明かした“本音” 1割台卒業で「長かった」、フリーマンとハイタッチ

4月19日以来の打率2割到達「ナイスだね。長かったよ。5か月ぶりくらいって感じだ」
【MLB】ドジャース 10ー2 ジャイアンツ(日本時間15日・サンフランシスコ)
ドジャースのクラブハウスは歓喜に沸いていた。眠れる大砲マイケル・コンフォート外野手が途中出場で3安打3打点。打率.200に乗せ、「ナイスだね。長かったよ。5か月ぶりくらいって感じだ」。4月19日(同20日)以来の打率2割到達に白い歯を見せた。
ジャイアンツは左腕レイが先発。先発メンバーから外れたが、5回無死満塁でコールの代打で登場。右前2点打を放つと、8回無死一、三塁では中前適時打。6回の投手内野安打と合わせて今季4度目の1試合3安打の大活躍だった。
打率1割台と低空飛行を続けてきたが、9月は33打数10安打の打率.303と当たってきた。報道陣の取材対応後にはフリーマンとハイタッチを交わし、「野球選手である以上、その数字は超えたいものだからね。とにかくいい打席を続けることを目指していくよ」と謙虚に語った。
通算178本塁打を誇る32歳は昨オフに年俸1700万ドル(約25億1000万円)でドジャース入り。期待を背負ってきたが、なかなか結果を出せなかった。ロバーツ監督も「とても良かったね。できるだけ早く彼を出したいと思っていた。ベンチから出ても準備できていて素晴らしかった。もう打率1割台を抜けたし、打撃の内容も良くなっている。あとは私がどう彼を使うか」と称えてきた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)