大谷翔平は“関与なし”…ド軍戦で生まれた意外な?記録 苦しむ25億円男が躍動

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

意外にも今季初の記録だった

【MLB】ドジャース 10ー2 ジャイアンツ(日本時間15日・サンフランシスコ)

 ドジャースは14日(日本時間15日)、敵地のジャイアンツ戦に10-2で勝利し、地区優勝へのマジックナンバーを「10」とした。18安打10得点と打線爆発の快勝だったが、強力打線のドジャースとしては意外な今季初の記録が飛び出していた。

 打線は1点リードの5回、今季11勝を挙げている左腕のロビー・レイ投手を攻略。2番手のジョエル・ペゲーロ投手も攻め、打者一巡の猛攻で4得点を奪い、試合の主導権をつかんだ。

 昨オフに年俸1700万ドル(約25億1000万円)で入団するも、シーズンを通して打撃不振に苦しんでいたマイケル・コンフォート外野手が3安打3打点と爆発。夏場から調子を落としていたテオスカー・ヘルナンデス外野手が4安打、9月になって復調を果たしたムーキー・ベッツ内野手が3安打、頼れるベテランのフレディ・フリーマン内野手も3安打1打点と活躍。ドジャースらしい強打が光る勝ち方だった。

 ただ、MLB公式サイトでドジャース番のソニア・チェン記者はX(旧ツイッター)で意外なデータを紹介。「ドジャースで4人の選手が最後に1試合3安打を同時に記録したのは2024年4月24日(同25日)」と投稿。その際は大谷、ベッツ、パヘス、スミスの4人だった。

 この日の大谷は最終回の第7打席でようやく中前打が飛び出すなど、前日の特大49号と比べるとやや存在感は薄かった。だが、不調に苦しんでいたコンフォートらが大爆発を見せたのは、シーズン終盤に向けて明るい材料となりそうだ。

(Full-Count編集部)

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