チーム最高年俸も…期待外れの“韓国の至宝” 43億円契約も「コスパ最悪」と辛辣指摘

今季レイズでプレーしたキム・ハソン【写真:ロイター】
今季レイズでプレーしたキム・ハソン【写真:ロイター】

レイズから“放出”されたキム・ハソン

 ブレーブスに加入したキム・ハソン内野手が、米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」が選ぶ「コスパ最悪選手」の1人に選出された。FAで加入したものの、怪我の影響で出場試合数は少なく、レイズは放出を決断した。

 29歳のキムは、パドレスに所属していた2023年にはユーティリティ部門でゴールドグラブ賞を獲得するなど、17本塁打38盗塁と活躍を見せた。しかし、昨年8月に右肩を負傷したことでFAでの市場価値は急落。オフにパドレスからFAとなると、1月になってようやくレイズと2年2900万ドル(約43億円)で契約がまとまった。

 しかし右肩手術の影響で出遅れ、今季は7月4日(同5日)が初出場だった。その後24試合に出場するも8月21日(同22日)には腰の炎症により10日間の負傷者リスト(IL)入り。またも離脱となると、業を煮やしたレイズはウェーバーにかけ、ブレーブスが獲得した。

 来季契約は1600万ドル(約23億円)の選手オプションとなっており、キムが行使を選択する形となっている。来季も確実に行使される見込みであることから、レイズは早々に決断を下した。レイズでは24試合に出場して打率.214、2本塁打5打点だった。

「ブリーチャー・レポート」は、コスパ最悪の選手を特集し、キムの名前も挙げられた。「キムは今シーズンのレイズのロースターで最高年俸の選手だったが、わずか24試合に出場しただけで、驚くことにブレーブスにウェーバーで獲得された。2026年には行使される可能性が高い1600万ドル(約23億6000万円)のプレーヤーオプションがあるため、レイズは彼との契約から解放されたことを間違いなく歓迎しただろう」と指摘されている。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY