大谷翔平は「リーグ最高の先発の1人」 救援起用の可能性は…ド軍編成トップが言及

フリードマンが見解「試合に勝つことを私たちは考えている」
ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長が15日(日本時間16日)、本拠地・フィリーズ戦前に取材に応じた。大谷翔平投手の“救援起用”について「日程によって(起用方法が)変わってくる」と話した。
大谷は今季、右肘の手術から2年ぶりに投手復帰。ここまで12試合に登板して1勝1敗、防御率3.75。今季の最長イニングは復活勝利を挙げた8月27日(同28日)の本拠地・レッズ戦での5回となっている。
デーブ・ロバーツ監督は14日(同15日)に「まだ議論の余地がある。我々は先発として考えているが、将来的に変更する可能性もある」と救援起用に含みを持たせていた。一方で現行のルールでは指名打者から救援登板し、再び指名打者に戻ることは許されていない。
フリードマン編成本部長は「今は出来るだけ試合に勝つことを私たちは考えている」と言及。「ショウヘイはナ・リーグ最高の先発投手の1人。彼の役割は、試合を行う日によって変わってくる」と話した。そのため、「それが分かるまで、詳細に語ることは難しい」と多くは語らなかった。
それでもプレーオフでの活躍にはフリードマン編成本部長も期待せざるを得ない様子だった。「ああ。去年は(ポストシーズンの大谷について)よく話した。初めての10月(ポストシーズン)はインクレディブルで衝撃的な活躍をしてくれるはずだってね。(今年は)投手としてもプレーするから、彼は投打において彼は大きなインパクトを残すだろう」と二刀流起用を明言していた。
さらに続けて「二刀流をすれば膨大なアドレナリンが出るし、(レギュラーシーズンと)違う。幸運なことに去年は(プレーオフを)経験できたので、プレーオフはどういう感じになるか知識がある。もちろん、WBCでの経験も助けになる。自分本位の意見を言わせてもらえば、彼(のプレー)はとても楽しみだ」と期待した。
(Full-Count編集部)