大谷翔平の救援起用で“弊害”「間違えたと思う」 ド軍編成トップが現行ルールに指摘

現行の大谷ルールは「変えるべきだと思う」
ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長が15日(日本時間16日)に取材に応じ、“大谷ルール”に異議を唱えた。同ルールでは救援登板後に再び指名打者に戻ることは許されていない。「いくつか(ルール設定)を間違えたと思う」と話した。
“大谷ルール”は2021年のMLBオールスターゲームで採用され、2022年からメジャー公式戦でも適用された。先発が降板後も指名打者として試合に出続けることができる。一方で、指名打者から救援登板した場合、降板後には再び指名打者に戻ることはできない。
フリードマンはプレーオフでの大谷の救援起用を否定せず。その中で、「現時点で(二刀流ができるほどの)才能を持った選手は彼1人だけ。二刀流を後押しする為にこのルールを作ったはずだ。間違いなく彼は混乱してしまったと思う。私たちがシーズン中に(ルール変更を)要請すべきではないと思うが、変えるべきだと思う」と指摘した。
(Full-Count編集部)