エンゼルスは「毎年同じ結果」 更新した“MLB最低記録”…番記者から漏れた失望

エンゼルスのマイク・トラウト【写真:ロイター】
エンゼルスのマイク・トラウト【写真:ロイター】

11年連続でプレーオフ進出を逃したエンゼルス

【MLB】マリナーズ 11ー2 エンゼルス(日本時間15日・シアトル)

 エンゼルスは14日(日本時間15日)、敵地でマリナーズに敗れ、プレーオフ脱落が正式に決定した。2014年を最後に11連続で逃し、最長未進出記録を更新。SNSでは「11年とかもう伝統文化だろ」「シーズン開幕はよかったのに。残念」とコメントが寄せられた。

 この日、初回にローリーに54号2ランで先制を許すと、3回に3点、4回に6点を奪われた。ムーア、ペラザのソロ2本で反撃したが、時すでに遅し。大敗を喫した。これで69勝、81敗、勝率.460、借金12で地区最下位に終わり、終戦した。

 2023年までは大谷翔平投手、マイク・トラウト外野手が在籍していたが、プレーオフに進出することができなかったエンゼルス。これでメジャー最長を更新する11年連続の未進出となった。

 米メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番を務めるサム・ブラム記者は試合後「エンゼルスは今日正式にプレーオフ争いから脱落した。最後にプレーオフに進出してから11年。MLB最長記録、北米プロスポーツで見ても3番目の記録だ。彼らは、毎年同じように球団を運営し、同じ結果に終わっている」と痛烈に非難した。

 この投稿にファンも嘆き。「世代を代表する才能の持ち主がいるのに、何も成し遂げていない」「5シーズンは球界ナンバーワンとツーの選手がいたのに」「この11年間、毎年この無様な戦いを見させられている」「平凡な失望のあとに失望が永遠に繰り返されている」と厳しい声が寄せられた。

(Full-Count編集部)

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