疑問視止まらぬロバーツ監督の“迷采配” 許した大谷ライバル弾…判明したMLB記録「22」

シュワーバーはド軍左腕のバンダから53号を放った
【MLB】フィリーズ 6ー5 ドジャース(日本時間16日・ロサンゼルス)
謎采配がライバルの記録達成を後押しした。ドジャースは15日(日本時間16日)、本拠地でのフィリーズ戦に延長10回の末に5-6で敗れた。大谷翔平投手と本塁打王を争うカイル・シュワーバー外野手は53号ソロで勝利に貢献したが、本塁打数のリーグ独走を“アシスト”したのはデーブ・ロバーツ監督の采配でもあった。
ロバーツ監督はフィリーズが誇る左の強打者のシュワーバー、プライス・ハーパー内野手に対し、中継ぎ左腕のアンソニー・バンダ投手をオープナーで先発起用。しかし、バンダはシュワーバーに53号を許し、続くハーパーに四球を与えたところで、1死しか奪えずに2番手の右投げのエメット・シーハン投手に交代となった。シーハンは5回2/3を投げ、7奪三振の無失点と好投した。
地元放送局「NBCスポーツ・フィラデルフィア」のジョン・クラーク氏はX(旧ツイッター)に「シュワーバーが53号を放った。ライアン・ハワード氏がもつ球団記録の58まであと5だ。カイル(シュワーバー)は今シーズン左投手から22本放っている。これは左対左の(MLB)史上最多タイ記録だ」と伝えた。
ロバーツ監督の奇策が、シュワーバーの左投手から22本塁打という記録を“後押し”した形となった。なお49本塁打でシュワーバーを追走する大谷は右投手から37本、左投手から12本を放っている。
(Full-Count編集部)