大谷翔平は「底力を発揮するタイプ」 ライバルと直接対決…指揮官が期待する“特殊能力”

試合前、取材に応じるドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】
試合前、取材に応じるドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】

大谷はフィリーズ戦に「1番・投手兼DH」で出場

【MLB】ドジャース ー フィリーズ(日本時間17日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地・フィリーズ戦に「1番・投手兼指名打者」で投打二刀流で出場する。試合前、デーブ・ロバーツ監督は「彼はいつも自分に厳しい。球を右から左へ、上から下に、上手に操ることができる」と話した。

 5日(同6日)の敵地・オリオールズ戦ではグラスノーの登板回避を受けて緊急登板。3回2/3を投げて5奪三振3安打無失点だった。最速101.5マイル(約163.3キロ)だった。中10日を空けての登板。8月27日(同28日)の本拠地・レッズ戦以来の2勝目を目指す。

 前日15日(同16日)の同戦では5回に右翼線二塁打を放ち、3打数1安打2四球で打率.281となった。今季最長を更新する20試合連続出塁。チームはナ・リーグ東地区首位のフィリーズに延長戦で敗れ、連勝は2で止まった。地区優勝へのマジックナンバーは「10」のまま。指揮官は「とても重要。とても重要。前回はボルチモアで投げたと思うが、休養はとれている思う」と期待した。

 続けて「彼は(強敵相手には)普段は見せない底力を発揮するタイプ。今回もまたプレーオフのような雰囲気で戦うことになる。楽しい(試合に)なる。プランは5イニング投げてもらって、その後は様子を見るつもりだ」と話した。

 さらに「結果に対して、これ以上満足することはできない」とうなづいた。「ショウヘイ主導だけど、トレーニングスタッフ、コーチ陣、全員が素晴らしいマネジメントをしてくれた。チームメートも彼の先発日に(応じて登板を)対応してくれた。スプリングトレーニングの状況から今を比べると、大喜びしている。彼がポストシーズンでも準備(万端で)望めるように、いい状態を維持したい」と称えた。

(Full-Count編集部)

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