大谷翔平が降板…まさかの逆転劇に敵軍実況“高笑い”「Wow」「5回までノーヒットだったのに」

フィリーズ戦で力投したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
フィリーズ戦で力投したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

ロブレスキーは1死しか取れず5失点KO

【MLB】ドジャース ー フィリーズ(日本時間17日・ロサンゼルス)

 実況席は思わず笑顔になった。ドジャース・大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地・フィリーズ戦で5回無安打無失点と好投し、今季2勝目の権利を持って降板。しかし、後続のブルペンが大炎上して逆転を許した。ドジャースタジアムはブーイングと悲鳴が入り混じる中、笑顔だったのがフィリーズ放送局だ。

 前日の同カードでも終盤に逆転し、最後は延長戦の勝利して地区優勝を決めたフィリーズ。しかし、この日は先発の大谷に完全に封じ込まれ、5回までノーヒットノーランと沈黙した。しかし、大谷が降板した直後に強力打線が目覚める。

 左腕ジャスティン・ロブレスキー投手に対し、1死からこの日初ヒットを放つと、その後は連打で好機を作り、ブライス・ハーパー内野手の2点適時打で2点差に迫った。そして、ブランドン・マーシュ外野手が右翼に逆転3ランを叩き込むと、地元放送局「NBCスポーツ・フィラデルフィア」は“お祭り騒ぎ”になった。

 マーシュの逆転弾が生まれると、大笑いしながら「Wow」と大興奮。「オオタニが降板した直後、フィリーズの打者たちがアンビリーバブルな攻撃を見せていますね。なんと5者連続出塁です。このスライダーは甘く入りすぎましたね」と攻撃を称えた。「5回までノーヒットに抑えられていたのに、1アウトからラファエル・マーチャンがヒット、続いてハリソン・ベイダー、カイル・シュワーバーもシングル。そしてブライス・ハーパーがタイムリーツーベース。最後にブランドン・マーシュが勝ち越し打を放ち、フィリーズが逆転しました!」と笑顔を見せた。

(Full-Count編集部)

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