ド軍襲った“悪夢”…判明した119年ぶり珍事 大谷翔平5回ノーノー→ブルペン衝撃9失点

大谷降板後にブルペンが9失点
【MLB】フィリーズ 9ー6 ドジャース(日本時間17日・ロサンゼルス)
目を疑うような試合となった。ドジャースは16日(日本時間17日)、本拠地でのフィリーズ戦に大逆転負けを許した。先発した大谷翔平投手が5回までノーヒットノーランの好投で降板したが、ブルペンがまさかの9失点。LA記者によると、119年ぶりの炎上劇だという。
大谷はメジャー自己最速101.7マイル(約163.7キロ)を計測するなど、5回までに許した走者は四球による1人だけ。5回68球(ストライク42球)を投げ、5奪三振1四球、無安打無失点で降板した。しかし、6回から登板したジャスティン・ロブレスキー投手が大誤算。1死しか取れずに5失点KOとなった。
その後もエドガルド・エンリケス投手が被弾して6失点目となった。それでも打線は8回、大谷の50号などで同点に追い付いたが、9回にブレイク・トライネン投手が痛恨の3ランを被弾。またもブルペンが大炎上する展開となった。
地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のビル・シェイキン記者によると、先発投手が5イニング以上投げてノーヒットノーランを継続し、ブルペンが9失点以上するのは1906年以降では初の珍事だという。あまりに屈辱的な記録が達成されることになった。
(Full-Count編集部)