ド軍の弱点を浮き彫りにする“不名誉な記録” 最下位球団と肩を並べ…米に溢れた嘆き

今季、手痛い被弾が目立つドジャース救援陣
【MLB】フィリーズ 9ー6 ドジャース(日本時間17日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手の今季2勝目が消えた試合後半、リリーフ陣の不名誉な記録が生まれた。ドジャースは16日(日本時間17日)、本拠地でフィリーズと対戦。先発マウンドに上がった大谷が5回無安打無失点の好投を見せるも、6回に救援陣が2被弾5失点で逆転を許した。米記者によると、6回の2発で今季の救援陣が許した被弾は77本となり、地区最下位のロッキーズ、ナショナルズ、エンゼルスに次ぐ数字となった。
4点リードで迎えた6回、先発の大谷に代わり、マウンドには左腕のロブレスキーがあがったが、連打から得点を許すとマーシュに逆転3ランを浴び、大谷の2勝目が消滅。続くドレーヤーもケプラーに本塁打を許し、1イニング2被弾とリリーフ陣が炎上した。
地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」のドジャース番を務めるビル・プランケット記者は自身のX(旧ツイッター)で「ドジャースの救援陣はフィリーズ相手に2試合で5本の被弾を許している。(バンダのオープナーも含めて)ドジャースの救援陣は今シーズン77本の被弾をしており、この数字を上回るのは全て(地区)最下位のチームだ(ロッキーズ、ナショナルズ、エンゼルス)」と伝え、不安定な投球が続くリリーフ陣の記録を紹介した。
この投稿直後、同点の9回にトライネンが9番マルシャンに痛恨3ランを浴びて勝ち越しを許すと、そのまま敗戦となった。最下位に低迷するロッキーズ、ナショナルズ、エンゼルスに迫る“不名誉”記録を証明するかのような救援陣の炎上に、球場に駆けつけたファンの嘆きも止まらなかった。
(Full-Count編集部)