大谷翔平、2戦連発51号 鮮烈弾に本拠地熱狂…リーグトップを猛追の2本差

51号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
51号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

本拠地でのフィリーズ戦に「1番・指名打者」で出場

【MLB】ドジャース ー フィリーズ(日本時間18日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地でのフィリーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、3点リードの8回無死から2試合連続となる51号ソロを放った。この日はリーグトップの53本塁打をマークするカイル・シュワーバー外野手が所属するフィリーズとの直接対決3連戦。「2番・指名打者」で出場するライバルの目の前でアーチを描き、再び2本差に迫った。

 打った瞬間の確信弾だった。8回無死、ルサルドの6球目スライダーを捉えると、大谷が走ることはなかった。打席で打球を見届けると、一塁に向かって走り出す確信弾に、本拠地は熱狂だった。打球速度107.8マイル(約173.4キロ)、飛距離408フィート(約124.3メートル)、角度32度の打球に、ファンは見惚れるしかなかった。

 大谷は前日16日(同17日)の8回にロバートソンの2球目を捉えると、打球は右翼席に着弾。打球速度113.4マイル(約182.5キロ)、飛距離430フィート(約131メートル)、角度37度の特大弾を放ち、2001、2002年のアレックス・ロドリゲス(レンジャーズ)以来、23年ぶり史上6人目の2年連続50号到達していた。

 ナ・リーグ東地区首位を独走するフィリーズとの直接対決3戦目。ポストシーズンでも対戦する可能性がある球団相手の豪快弾は強烈なインパクトとなった。ただ、先発投手としてマウンドにも上がり、5回無安打無失点の投球を披露したが、チームは逆転負けを喫していた。

 この日は初回の第1打席、ルサルドの直球を打つも二ゴロに倒れていた。2回2死一、三塁で迎えた第2打席は3球目の直球を捉えるも左飛に。第3打席は見逃し三振に倒れたが、第4打席は高い修正力を生かしてアーチを描き、本拠地を熱狂に包んでいた。

【実際の映像】先発翌日も確信の衝撃弾 大谷翔平51号にドジャースタジアム熱狂

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY