大谷翔平の“孤高の旅” アクーニャもベッツも置き去り…積み上げた「47」の偉業

51号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
51号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

今季は1番打者として47本塁打をマークした

【MLB】ドジャース 5ー0 フィリーズ(日本時間18日・ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地でのフィリーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、8回に51号ソロを放った。2試合連続アーチでカイル・シュワーバー外野手(フィリーズ)に2本差。そしてこの一発で、自身の持つメジャー記録をまた1つ更新した。

 LAの夜空に号砲を響かせた。3点リードの8回無死、ヘスス・ルサルドの6球目、甘く入ったスライダーを捉えた。打った瞬間の確信弾。打球速度107.8マイル(約173.4キロ)、飛距離408フィート(約124.3メートル)、角度32度の打球に本拠地は大熱狂した。

 MLB公式の記録マニアとして知られるサラ・ラングス記者は自身のX(旧ツイッター)を更新し、「1番打者によるシーズン本塁打数」ランキングを紹介した。大谷は今季1番として47本のアーチをかけ、堂々のメジャー歴代トップ。2位は2023年のロナルド・アクーニャJr.外野手(ブレーブス)で41本、3位は同年のムーキー・ベッツ内野手、2019年ジョージ・スプリンガー外野手(当時アストロズ)、2006年のアルフォンソ・ソリアーノ(ナショナルズ)の39本が並んでいる。

 2023年のアクーニャJr.は史上初の「40本塁打&70盗塁」を達成してリーグMVPを受賞するなど、文字通り歴史的なシーズンを過ごした。怪物27歳に大差をつけてMLB史を更新する大谷は、やはり異次元の存在と言えそうだ。

(Full-Count編集部)

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