同僚でさえ見惚れちゃう…大谷翔平の偉大さ “失敗”して思い知る理解不能な次元

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

25歳の左腕、学生時代に投打二刀流で苦労

 ドジャースのジャスティン・ロブレスキー投手が、米ラジオ局「Sirius XM」のチャンネル「MLBネットワーク・ラジオ」に出演。大学時代に投打二刀流でプレーした際の苦悩を語り、プロでもそれを平然とやってのける同僚の大谷翔平投手に賛辞を送った。

 今季ここまで20登板と出場機会を増やし、ロングリリーフなどで存在感を示しつつある25歳の左腕。出演したラジオ番組で自らの経験を基に、投打二刀流の難しさを語った。

 大谷の投打二刀流としての調整について、ロブレスキーは「普通の先発投手がやるものとは、間違いなく異なるもの。だから仕事量も少し違ってくる。見ていて楽しいものなんだ」とコメント。「僕は大学で最初の2年間、二刀流を試しにやってみたんだけど。あれは楽しい経験ではなかったね。だから最高峰のレベルでそれをやるのは(苦笑)僕には想像することしかできないんだ」と、学生時代の調整の難しさを振り返った。

 自身が大学で苦労したことを、プロで淡々とこなす大谷について「時々、(見惚れて)ファン目線になってしまわないようにしないといけないんだけど、それと同時に僕らは野球そのもののファンでもあるから、彼がやっているすべてのことをどれだけうまくできるかを見ることができるのは、かなり特別なこと」と称賛を惜しまなかった。今季は投手として50奪三振、打者として50本塁打を達成した大谷は、ますます誰も到達できない領域へと突き進んでいる。

(Full-Count編集部)

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