大谷に忍び寄る1113億円男が「MVPだ」 気付けば背後に…NY大歓声「過小評価されてる」

ソトの自己最多本塁打は2024年の41本
【MLB】メッツ ー ナショナルズ(日本時間20日・ニューヨーク)
メッツのフアン・ソト外野手は19日(日本時間20日)、本拠地でのナショナルズ戦に「2番・右翼」で先発出場。4回に自己最多を更新する42号を放った。シティフィールドではスタンディングオベーションの大歓声。「ナ・リーグ最高の選手だ!」とNYファンも沸き立っている。
5-4の4回1死二、三塁で打席が回ると、左腕ポウリンの甘く入ったスイーパーを完璧に捉えた。打った瞬間に確信する3ラン。打球速度106.9マイル(約172キロ)、飛距離419フィート(約127.7メートル)、角度36度のムーンショットをセンター最深部まで運んだ。衝撃弾に本拠地は狂喜乱舞した。
昨オフにヤンキースからFAとなり、メッツとドジャース・大谷翔平投手を上回る15年総額7億6500万ドル(約1113億円)で契約。シーズン序盤は不振で批判の声も少なくなかったが、6月は月間MVPを受賞すると、8月以降は一気にエンジン全開。この日を含めて45試合で17本塁打、41打点、18盗塁をマークしている。
年間でも42本塁打は自己最多を更新してリーグ3位、103打点は同3位、出塁率.396は同1位、OPS.930は同2位と素晴らしい数字が並ぶ。完璧な3ランを叩き込むと、本拠地ではMVPコールが巻き起こり、「GOAT」「キャリアハイなのバケモン」「4・5月が酷かったことを考えたら信じられないわ」「あの契約に相応しい」「過小評価されてる」「アメージング」と称賛の声が寄せられた。
(Full-Count編集部)