ド軍スミスはシーズン絶望か 「ヘアライン骨折」が発覚…PS復帰に焦点、ロバーツ監督言及

14日にIL入りしたスミス
右手骨挫傷で負傷者リスト(IL)入りしているドジャースのウィル・スミス捕手について、デーブ・ロバーツ監督は20日(日本時間21日)の本拠地・ジャイアンツ戦前に報道陣の取材に応じ「小さな髪の毛ほどの骨折があった」と明かした。一方でポストシーズンには間に合う見込みのようだ。
スミスは3日(同4日)の敵地・パイレーツ戦で右手にファウルを受けて途中交代。9日(同10日)の本拠地・ロッキーズ戦で復帰したが、右手の痛みを再発させて13日(同14日)にIL入りした。IL入りは10日(同11日)に遡って適用されるため、最短で19日(同20日)に戦列復帰できる。もっとも、復帰は簡単ではないようだ。
この日取材に応じたロバーツ監督は「再度MRIスキャンを行った。毛髪様骨折(ヘアライン骨折)だ。右手に軽度の毛髪様骨折」とヒビがあったことを明かした。一方で「彼が戻ってくると楽観的だ。レギュラーシーズン中は懐疑的だけど、ポストシーズンで起用できる見込みだ」と、大舞台には復帰できる見立てのようだ。
「彼がどうして(身体の調子が)悪いか分からなかったから、クリアになったことはウィル(・スミス)そして、私たちにとっていいことだ。再スキャンを行ったことによって明らかになった」とロバーツ監督。もっとも、9月30日(同10月1日)のワイルドカード・ラウンド第1戦に間に合うかどうかは「未定だ。分からない」と話した。
今季打率.296、17本塁打、OPS.901を記録する主力の離脱はチームにとっても大きいものの、ベン・ロートベット捕手が台頭するなど投手陣を支えている。
(Full-Count編集部)