絶叫から19秒の沈黙…大谷翔平の53号にLA震撼 放送席は心の声を代弁「もう君たちは十分」

53号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
53号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

トップに並ぶ逆方向弾に騒然

【MLB】ドジャース ー ジャイアンツ(日本時間21日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地のジャイアンツ戦で、第4打席で2試合連続となる今季53号ソロを放った。リーグトップのカイル・シュワーバー外野手(フィリーズ)に並ぶ逆方向弾に実況席も大興奮の一発だった。

 カウント2-2から右腕ペゲーロの99.9マイル(約160キロ)高めフォーシームを振り抜いた。左翼席へ打球速度107.4マイル(約172.8キロ)、飛距離403フィート(約122.8メートル)、角度33度の一発を叩き込んだ。

 この試合でチーム4本目の本塁打に地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」も大興奮。実況のスティーブン・ネルソン氏は「オオタニがレフトへ高々と放った! 53号だ! (本塁打が続いていたので)ぴったりなタイミングだ!」と絶叫した。

 約19秒の沈黙を経て、元サイ・ヤング賞投手で解説のオーレル・ハーシュハイザー氏は「ショウヘイがショータイムですね! コンフォートが逆方向深くに、トミー・エドマンはレフトのファウルポール付近に打ちました。そしてショウヘイは『もう君たち(の役目)は十分。僕がお手本を見せてあげる』と言わんばかりに打ちましたね!」と絶賛した。

 これで年間55発ペースとし、昨季に記録した自己最多の54本にあと1本と迫った。この試合も含めて残り8試合でキング争いの行方が注目される。

(Full-Count編集部)

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