ド軍に悲報 剛腕グラテロルは今季絶望へ…編成本部長が言及、投手陣は10人IL

フリードマン編成本部長が取材に応じた
ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長が20日(日本時間21日)、本拠地ジャイアンツ戦前に取材に応じ、負傷者リスト(IL)入りしている剛腕ブルスダー・グラテロル投手の状態について言及した。
27歳のグラテロルは2020年からドジャースに加入。平均球速100マイル(約161キロ)近い高速シンカーを武器にブルペンを支え、2023年には自己最多68試合登板で防御率1.20の好成績を残した。しかし昨季は怪我に苦しみ、わずか7登板にとどまった。オフは右肩関節唇の手術を受け、今季の再起を目指していた。
しかし、今季はリハビリで大半を過ごし、シーズン佳境の9月下旬になってもマイナーを含めて一度もマウンドに上がっていない。この日取材に応じたフリードマン編成本部長は「私たちや彼が望んでいたように、(リハビリは)順調に進んでいない。復帰するには練習量を増やす必要があるが、今の状態では強度を上げることは難しい。今シーズン中に復帰することはないと予想している」と話した。
ドジャースはグラテロルを含めて計10人の投手がIL入りしている。ポストシーズンはブルペン総動員で勝利を狙うだけに、剛腕の遠のいた復帰はチームにとって大きな痛手となる。
(Full-Count編集部)