ド軍25億円男の“急上昇”に「どうした?」 低迷から復調の兆し…ファン驚愕「まさか」

長いトンネルから脱出…9月は打率.310、OPS.827
【MLB】ドジャース 7ー5 ジャイアンツ(日本時間21日・ロサンゼルス)
レギュラーシーズン終盤で、ついに逆襲が始まったのか。ドジャースのマイケル・コンフォート外野手は20日(日本時間21日)の古巣ジャイアンツ戦で12号ソロを含む3安打の大暴れ。開幕から苦しんできた男が、ここに来て別人のように頼もしい姿を見せてきた。
この試合、「8番・左翼」で先発したコンフォートは、2点を追う4回の第2打席に逆方向の左中間へ運ぶ12号ソロで反撃の狼煙を上げた。さらには5回と7回にも2本の左前打を放ち、再び打率を2割台に乗せた。
試合後には「間違いなくいい状態だと思う。左中間に打球がいっているのはとてもいい兆候だ」と本人も復活の手応えを感じている様子。デーブ・ロバーツ監督も「彼の力を本当に必要している」と、対右投手では欠かせない戦力であることを強調した。
昨オフに年俸1700万ドル(約25億1500万円)でドジャースと契約。2019年に33本塁打、昨季までメジャー通算167本塁打の実績を引っ提げて加入したが、開幕から絶不調に苦しんだ。
しかし、14日(同15日)のジャイアンツ戦で3安打を放ち、約4か月ぶりに打率を2割台に戻すと、9月は打率.310、OPS.827と調子を上げている。特に直近7試合では打率.348、OPS.994と頼もしい数字を残している。
チームはポストシーズン進出を決めているが、短期決戦では勢いも重要な要素となる。終盤での爆発にファンからは「Mr.オクトーバーは、コンフォートになるのか」「コンフォートどうした?」「覚醒か?」「コンフォートが機能してきてるのちょっと面白い」「顔が明るくなってきてる」「プレーオフで活躍するのを観たい」「まさかの3安打。ポストシーズン爆発あるのか」「ついにお目覚め」と期待が高まっている。
(Full-Count編集部)