大谷翔平が凄すぎて…シュワーバーは「崖から転げ落ちた」 MVP争いは“決着”か?驚異の4→0

53号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
53号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

一時は4本差も…5戦4HRでシュワーバーに並んだ

【MLB】ドジャース 7ー5 ジャイアンツ(日本時間21日・ロサンゼルス)

 ついに追い付いた。ドジャース・大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地ジャイアンツ戦の6回に2試合連発となる53号を放ち、勝利に貢献した。5試合4発の固め打ちで本塁打王トップに並び、「たった1週間で、ショウヘイがシュワーバーMVP論をぶち壊した」と米ファンはMVP論争の“決着”を感じているようだ。

 1点リードの6回先頭、右腕ペゲーロの外角高め、99.9マイル(約160.8キロ)を一閃した。左中間スタンドへ打球速度107.4マイル(約172.8キロ)、飛距離403フィート(約122.8メートル)、角度33度で一発を叩き込んだ。カイル・シュワーバー外野手(フィリーズ)に並ぶ53号にスタジアムは大興奮となった。

 大谷はリアル二刀流で登板した16日(同17日)のフィリーズ戦では5回無安打無失点の好投を見せ、8回に2年連続でのシーズン50号を達成した。そこから5戦4発と一気にアクセル全開で、一時は4本差がついていたシュワーバーを捉えた。シュワーバーは15日(同16日)のドジャース戦で3試合連発の53号としたものの、以降は4試合足踏み続いている。

 129打点と合わせて依然としてリーグ2冠であるものの、本塁打という“優位性”を失ったシュワーバー。大谷とのナ・リーグMVP争いが注目されていたが、さすがの“シュワーバー推し”も諦め模様のようだ。

「シュワーバーは失速してる。MVPはちょっと厳しそう」「シュワーバーは崖から転げ落ちた。MVPはオオタニ」「シュワーバーのMVP論は正式に終了。最初から正当性なんてなかったけど、まあ少なくともフィリーファンは少しの間妄想を楽しめただろう。オオタニがMVP」「シュワーバー信者が泣いている」「シュワーバーFC(ファンクラブ)はもうボロボロだ」と米ファンも注目。大谷がMVPとなれば、歴代単独2位の4度目の戴冠となる。

(Full-Count編集部)

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