大谷翔平がカーショーに伝えた言葉の真意 LAメディアが推察…強調した“最後の仕事”

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷からカーショーへの感謝の言葉に注目

 熱い言葉に“込められた“思いだった。ドジャースの大谷翔平投手からの「感謝のメッセージ」に米メディアが注目している。今季限りでの現役引退を発表したクレイトン・カーショー投手について、球団は19日(日本時間20日)に大谷のコメントを発表したが、LAメディアは締めの言葉に胸を熱くしている。

 米メディア「ドジャース・ネーション」は「ドジャースのショウヘイ・オオタニが、引退するクレイトン・カーショーにメッセージを送る」と記事を掲載。大谷のメッセージを“解析”した。

 大谷のコメントは「私はこれまでずっと、あなたがいかにプロフェッショナルに取り組んできたかを尊敬してきました。その成功は、あなたの野球への献身と努力の真の証だと思います。長年にわたってあなたと競い合ってきたこと、そして今は同じチームメイトとしてワールドチャンピオンを分かち合えたことは、本当に名誉なことです」といった内容だった。

 メッセージの最後は「この最後の1か月を共に楽しみ、最高の形で締めくくりましょう!!」と結んでいた。同メディアは「3度のMVP受賞者であるオオタニは、チームを通じて、3度のサイ・ヤング賞受賞者であるカーショーを称賛したが、(やるべき)仕事はまだ終わっていないことを強調した」と伝えている。

 さらに“締め”の言葉に注目。「オオタニとカーショーはいずれクーパーズタウンで不朽の名声(殿堂入り)を手にすることになるだろう。しかし、カーショーが野球界から正式に引退する前に、両者が成し遂げるべきことがまだ一つ残っており、それは10月の終わりに達成することができる」と言及。さらに「ロサンゼルスはこの10月に連覇を狙い、25年ぶりに野球界の“連覇王者”となることを目指す」と、大谷の言葉に後押しされるように、プレーオフでの快進撃への期待を込めていた。

(Full-Count編集部)

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