佐々木朗希のメジャー復帰が内定 3Aで2戦連続無失点、指揮官「必要なことをやった」

3Aで2試合連続リリーフで無失点の好投
【MLB】ジャイアンツ 3ー1 ドジャース(日本時間22日・ロサンゼルス)
マイナー調整していたドジャースの佐々木朗希投手について、デーブ・ロバーツ監督は21日(日本時間22日)、本拠地のジャイアンツ戦後、次の敵地ダイヤモンドバックス戦からメジャー復帰させる見通しを示した。救援での起用が濃厚とみられる。
佐々木は同日、傘下3Aオクラホマシティの一員としてタコマ戦で、6回に6番手として救援登板。1回を3者凡退に抑える好投で、救援で2試合連続の無安打無失点と結果を残していた。
ロバーツ監督は試合後に「ロウキは本当によかった。いい球だった。だから彼はアリゾナに(飛行機で)来て、我々に会うことになるだろう」と語った。「我々は話をしていくことになる。しかしながら、水曜日までは登板できないだろう。ただ、彼はチャンスを得るために必要なことをやった」と述べ、登板間隔を空けるため最短で24日(同25日)のメジャー復帰となることを示唆した。
その上で「我々は(引き続き)試合に勝つ努力をしていく。(佐々木朗希が合流後に登板すれば)救援として3度目になるし、メジャーでは初めての(救援)登板になる。彼をロースターに入れることについて、我々はまだ決断しなければならない」と説明。救援で起用する可能性を示唆した。
佐々木は同日、日米通じて2度目となる救援登板で、三ゴロ、投ゴロで2死を奪い、3人目はスプリットで空振り三振と3者凡退に仕留めた。8球を投げてストライクは5球。最速は97.9マイル(約157.6キロ)だった。試合後には「この2登板はいい調整できたと思います。いい準備ができたと思うので、あとは健康に気をつけて調整していくだけかなと思います」と語っていた。
前回18日(同19日)のタコマ戦では、1回2奪三振1四球で無失点に抑え、最速100.1マイル(約161.1キロ)を記録していた。救援で結果を出し、メジャー再昇格の内定を勝ち取った形だ。ドジャースはブルペンが安定感を欠いており、ポストシーズンも見据え、その起用法が注目される。
(Full-Count編集部)