投手・大谷のPO起用法は? WC先発を明言も…ド軍指揮官の発言に含み「なくはない」

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

ワイルドカードシリーズから先発登板か

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、大谷翔平投手をポストシーズンのワイルドカードシリーズで先発起用する方針を固めた。22日に配信された「ABEMA」のインタビュー企画「おはようロバーツ」の中で明らかにした。

 ドジャースは既に13年連続となるポストシーズン進出を決めており、地区優勝にはマジック3としている。既に優勝を決めた東地区のフィリーズと中地区のブルワーズより勝率が劣るため、ワイルドカードシリーズからの戦いが濃厚となっている。

 ポストシーズンの大谷の起用法について問われたロバーツ監督は「プレーオフでは先発を託したい。翔平はワイルドカードの試合で先発をする予定」と明かした。さらに「そうすると、彼には3~5日のオフが必要。なのでブルペンで待機することはできない」と述べ、リリーフでの起用には否定的な見解を示した。

 一方で「でも彼のメンタルはクローザー向き。彼は相手を打ち負かそうという強い精神を持っているし、素晴らしい速球と変化球も持っている。三振も取れるし、あまり四球も出さない。重要な局面でも恐れない。クローザーのメンタルを持っている」と抑えとしての適性があることは認めた。

 大谷を抑えで起用するには、アンドリュー・フリードマン編成本部長、ブランドン・ゴームズGM、大谷本人、トレーナー、医師、代理人の全員の同意が必要だと説明。「彼がリリーフで投げるとしたら、決定的な試合でだと思う。ポストシーズンはクレイジーなことが起こるから大谷がリリーフ登板することはなくはない」と述べ、可能性自体は否定しなかった。

(Full-Count編集部)

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